今日のブログ少し長くなります。
今年に入って中小企業家同友会の社員教育委員会に、頻繁に参加させていただいています。
私の課題はズバリ、幹部社員の育成です。個人開業してから、この7月でちょうど11年になりました。ただし、本当の意味での開業は、事務所を開設した約4年前だと思います。
開業当初は自宅事務所でアルバイトを雇いながらやっていました。しかし売上げもアップし、このままではいけないと思い、正社員を雇い、同時に事務所も開設しました。
当社には3年以上勤務の社員もいませんし、マネージメント職の社員もいません。私の欠点(そのうちお話します)もあり、開設当初の社員は全て辞めていきました。
それからは良き理解者を得るため友達や知り合いに入ってもらったり、揺ぎ無い組織を作るためマナーを含め教育に力を入れたり、またはコミュニケーションを深めたり、あの手この手を打っている訳です。
昨年2ヶ月程悩み、笑いを忘れた時がありました。そのとき読んだ本に、幹部社員は、スキルが高いだけで人を選んではいけない、と書いてありました。誰を抜擢するかと言うと、社長の痛みを少しでもわかる人間をするのだそうです。
中小企業は、幹部や役員のポストに兄弟や子供を当てたり、事業を継承させたりしますよね。当初は、私も反対でした。しかし、そう考えると今は理解ができます。
幸いか、生憎か、私には子供はいないし、兄はエンジニアーで、一緒に商売をする気はありません。
11年の歳月で痛みを理解してくれた人はアルバイトでは2人程いた気がします。その中の1人は、開業当初に私が施工に追われながら営業やお客様の対応をしている姿や、ほとんど寝ないで仕事をしている姿を目の当たりで見ていた奴です。
創業者故当たり前だし、みんなそうだと思います。しかしその時代のスタッフが残っていない不運?不幸?があります。(自分が蒔いた種なのですが…)
現在、私が一人で施工してきたお客様が、今だ4割はあると思います。新規のお客様もまだまだ7割は私が営業しています。
と言うことは、まだ私の個人会社に近いのです。施工も、管理も、営業も、サービスも、社員に委ねることができた時、初めて企業になると思います。また、そうしようと努めています。
しかし、まだまだ管理者のいない現実、親の心子知らずではありませんが、色々な場面で危うさあり、気が抜けないのも事実です。
以前のように、個人の保身のため、「この会社は社長の私利私欲の会社だ!」「俺たちに仕事をさせ、社長は遊びほうけている!」などと、違う事はわかっているにも係らず、吹聴する人間が現れると、たちまち崩壊してしまうんです。
当社には勤続年数の浅い社員しかいないのです。浅い社員が更に新人に、異なる価値観や、思想や、意見を伝えると、永遠にトップとのベクトルは合ってきません。
当社には幹部社員の育成と教育が急務なのです!!
社員が見ていたらはっきり言いますよ!私は皆よりは体は楽、サボりもする、収入もいいよ。(世間の社長よりはだ~いぶ低いけど)しかし、誰よりも会社のことばかり考えているし、仕事もし、勉強もし、先のこと、働きやすい環境、皆の事を考えています。
理念を達成できる会社にしたいです。当然、私も当時より変わっています!更にもっと変えていきます!!
「本日の環境行動」
これから夜勤組みの巡回に川崎まで行ってきまーす。環境のためにも急発進、急加速、無理な追い越しはしません!安全運転を心がけます。
なに~!軽だとそんなこと始めから無理だって!最近の軽を甘く見てはいけません…
でも始めから安全運転ですヨ。