« その3 中国とインド | トップページ | 無銭飲食 »

2006年8月16日 (水曜日)

歴史観

昨日、小泉首相は当初の公約通り、靖国神社へ終戦記念日に参拝しました。

賛否両論は勿論ありますが、私は賛成です。理由を以下に述べます。

東京裁判においてパール判事は「勝った国が正義で、負けた国が罪悪ならば、そこには正義も法律も真理もなく、力や暴力の優劣だけが決定する社会になる」との主旨のことを述べました。

東京裁判は勝者(アメリカ)による敗者(日本)への報復裁判なのです。

それを証拠に、A級戦犯者が起訴されたのは、昭和天皇の誕生日4月29日、そして東條元首相以下7人が処刑されたのが、当時皇太子であられた今上天皇の誕生日12月23日です。

全ての紛争や戦争はいかなる理由があろうといけないこと。しかし負けた国だけが裁かれ、負けた国だけが戦犯になるのは法の下では不平等です。

広島14万人、長崎7万人の命を奪った原爆投下の決定を指導した者は、何故戦犯ではないのか?

靖国に祀られている戦犯とされている方たちも、果たしてほんとうに戦犯なのか?未来の日本の国の為に戦って死んでいった犠牲者ではないのか?

歪められた歴史を、私達はしっかり紐解かなければいけないと思います。

当時、日本には絹以外には固有の産物は無く、原料その他一切をアジアの海域から供給していました。その日本に対しアメリカはABCD包囲網をつくり、経済封鎖しました。

更に不可侵条約の条件として、ハルノートを突きつけたのです。(どんな内容かネットで検索し、確認してみて下さい。)ひどいですよ。

マッカーサーですら日本が戦争に飛び込んだ動機は、大部分が安全保障の必要に迫られてのことと述べ、トルーマン大統領にも「東京裁判は誤りであった」と告白しているのです。

さらに唯一の非白人近代国家になった日本人への人種的偏見はなかったのか?広島、長崎に原爆投下される理由は?

当時すでにソ連を通じ、降伏の意思表示をしていました。にもかかわらず同じ白人のドイツではなく、なぜ日本に投下されたのか?

日本は何度も中国や韓国に謝罪をしていますが、アメリカからはこの惨劇に一度も懺悔の言葉を聞いていない気がします。

軍属の問題、従軍慰安婦の問題、その他戦争により亜細亜各国に日本がしてしまった過ちは、しっかり国家として賠償していかなければいけないと思います。

しかしパール判事が言っていました。「アメリカが正義で、日本が悪とする考えを早く捨てなくてはいけない。自らの国を嘆き憎み愛せない国民の住む国は滅びる」と…

確かに日本は、大正、昭和に入って、おかしな方向に進んでいきました。しかし歴史を知れば知るほど誇るべき民族です。

勉強はあまりしていませんが、なんとなく私も子供の頃から「日本はなんてひどい国なんだ!」と刷り込まれていた気がします。

更に私の子供の頃より今の日本のほうが荒廃しています。誇りのもてない国に自らが仕立てているのですから、荒廃もしますって!

日教組が自虐的史観を歴史教科書で子供たちに植え付けるなど、もってのほかです!

このブログ、今日は最後のお盆であまり見て下さっている方もいないかと思われます。しかし、もしも興味があったら、正しい歴史認識を、ご自分の手で検証してみて下さい。

驚く発見がいろいろ出てきますよ。

最後にパール判事の東京裁判と独立後の日本に対する第一声を紹介します。

「アメリカから与えられた憲法の許で、日米安保条約に依存し、歪められた自虐史観や、アメリカナイズされたものの見方や考え方が少しも直っていない。日本人よ、日本に帰れ!

|

« その3 中国とインド | トップページ | 無銭飲食 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« その3 中国とインド | トップページ | 無銭飲食 »