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2006年8月23日 (水曜日)

群れないニッポン

私は会社では産経新聞を読んでいます。

1面の左側の特集で”群れないニッポン”の記事があります。昨日からは第5部「武道の可能性」が始まり、昨日は柔道、本日は剣道でした。

先日の私のブログで荒川静香さんは相手を気遣い、優勝しても仏頂面だと述べましたが、今回の特集ではガッツポーズの話も出ています。

スポーツ化した柔道でのシドニー五輪で優勝を決めた井上康生さんは、「自分こそ王者だ」と言わんばかりのに両手を突き上げ、日本中をわかせました。

ところが今の井上さんはガッツポーズを控えるとのことです。(もちろん、とっさに出るときもあるらしいのですが…)

剣道ではすぐに1本が取り消されるらしいです。剣道家で先日死去された橋本龍太郎元首相はシドニー五輪の後、井上さんに「あれさえなければ君は本当のチャンピオンだ」と言ったとか…

記事によると「相手は自分を写す鏡で、思いやる気持ちがないと」「勝つことは手段にすぎない。あくまで目的は、心を磨くこと」だとか…

私など修行が足りなさすぎます!

古くさいというイメージのあった武道の精神性、身体性が再び脚光を浴びています。

剣道で最高段位の8段を取るには、7段を取ってから10年以上修行した46歳以上の「成熟」した人物で、なにより「心」に通暁してないといけないらしいです。

将来の日本のため、今の子供たちにはぜひとも武道をさせましょう!

「本日の環境行動」

単行本を今日も買いましたが、前に貰ったブックカバーをまだ使っています。

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