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2006年9月23日 (土曜日)

サービス(業)について考える③

人様からお金を頂くということは、全ての業種は「サービス業」でなければいけないという考え方、「サービス」の基本は極当たり前の事を全うする事だと思う考えは、生意気にも先に述べました。

それを踏まえた上で、次に初めて本来一般に使われている”+α”の意味の”サービス”が来ると思います。

例えば、ゴキブリの防除の作業に行っていたとします。その際、排水溝にチョウバエが発生していたとしてたら、手持ちの薬剤でできる範囲の散布くらい、何も言わずにしてさしあげるべきだと思うのです。

私どもからしたら、少しの時間でできる事です。サービスされたお客様は、果たして「余計な事はするな!」と言うでしょうか?

何でもすぐにお金、お金ではなく、心尽くしをする事が大切なのです。この心尽くしがプラスのサービスだと思います。

しかしその後、もしお客様から「先日やってもらったチョウバエなんだけど、まだひどく出ていて、何とかならない?」と連絡をいただいたら、それは手持ちの薬剤ではなく、機材と現場にマッチした薬剤を用意して、プロとしてご契約するべきなのです。

当社では毎月、衛生に関連したニュースレターを出しています。それは戦略上の単なるお客様の囲い込みではありません。

当社のお客様に食中毒を出していただきたくないと思う気持ちや、有益な情報提供という純粋な気持ちからです。(すいません。少しは商売ネタもありますが…)

社員にしてみたら商売とサービスの境目が難しいのかも知れません。①でFCCのサービスは私が納得するところが原点と述べさせていただいたくらいですから…

それを社員が理解するには時間が掛かるかもしれません。そしてそれが大切な部分で、私と社員との共通認識が必要なのです。それを「ベクトル合わせ」と言います。

当社でも係長以上の社員は少し分かってきてくれているような気がするのですが…

世知辛い世の中です。しかし心だけは忘れてほしくはないのです。

この話題、長くなりましたが、明日で完結します。

「本日の環境行動」

今回は浜名湖を汚さないように、犬用シャンプーもエコ商品を購入し、持参しました。

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