地雷と社員旅行
25日に当社の来期の経営指針発表会が開催されたことはお話ししました。
初めて指針書を見た方が“熱い会社”と感じてくれていました。素直に「ありがとう!」と言う気持ちです。
反対に“熱い=過酷労働”と捉える方もいます。私はそんなこと考えません。
当社の40歳以上の社員は他の会社を複数社経験しています。当社くらいの規模の会社が、どんなに大変な労働をさせられるかを身をもって知っているはずです。当社以上に。休みもなく。
私としては会社の体力に応じて、毎年福利厚生を改善しています。労務も改善しています。
でもこのままで良いとはまったく考えていません。さらに休みを増やし、日常の労務も改善していきたいと考えています。来期はこのようにしていきたい、将来はこうなると前向きに語ったつもりです。
社員旅行の宴会の前にも社員の奥様方の前で、もっと労務を改善していくことをお約束いたしました。
しかし最後の締めで新係長が「労務は改善されることはないので……」と語りました。
さすがに地雷を踏まれました!もちろん、社員旅行中ですし、社員の家族の前で切れることはありません。
労務改善プロジェクトのメンバーは誰だったのか?昨日の発表会で人員強化の体制を公表した意味はなんだったのか?
その前にも小さな地雷が心の中で爆発していました。忘年会で連絡もなく遅刻して叱ったはずのあるリーダー。また宴会に遅刻していました。そんな社風は当社にはありません。
家族がいるので多少は分かります。でも15分20分他の皆を待たせるのは何なのか!理由は色々あるでしょう。でも幹事に一本連絡して「遅れるので先に始めてください。」で済むのでは…
こんな良い所に泊まったのに、私としてはストレスが残る社員旅行でした。ただし良い発見が一つ。若手の実行委員の3人のメンバー。立派でした。企画運営、気配り全てやっていました。
私はこの企画、あえて口を挟みませんでした。やらせればできるんだな~って感心しました!
帰りの車の中で新係長と話し、彼は言った内容も覚えていませんでした。本来友達の彼にプライベートでの私は地雷はほとんどないけれども、逆に会社での発言は気をつけてくれ、と話しました。
その彼「社長はこの旅行中、怒っているか、酒飲んでいるか、寝ているかでしたね~」って言ってました。 上手い! でも怒らせたのは誰だ?
また引き続きやりたいと言う要望がなければ、管理職者(理想:我関せずではなく、仲間を思いやれ、かつ会社のことを真面目に考えれる)ができるまで社員旅行は封印しようかな…
でも、もしかしたら地雷撤去作業が先かもしれない…
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