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2007年3月23日 (金曜日)

本と映画②

前回の続きです。終戦の満州からの引き揚げの本の話しですが、究極の状況下での子供を守る母の強さ、人の人情、反対に人の冷たさ・エゴ、色々なことが分かります。

当社の若手社員にもこの本、読んでもらっています。

それにしても、例え戦争は過ちでも、当時の日本人がいたからこそ、今の平和があるのだとつくづく感じます。

靖国を合言葉に散っていった当時の若者、被害にあった一般人、戦争に家族を取られ残されたご婦人etc…

私も靖国は参拝しようと思います。

実は私の父親も満州からの引き揚げ者です。祖父が満州鉄道に勤務していた為、終戦前後に引き揚げてきたと思われます?

思われます?と言うのは父から引き揚げの詳しい話しを聞いた事がありません。もしかしたらこの書籍のような辛い経験からかもしれません。

歴史は繰り返してはいけないのです。映画と本から平和のありがたみを本当に感じました。

食べるものがあり、住む所も保障されている現代人は、誰某の土地は何坪だ、と猫の額程の土地の大小に執着し、誰某のご主人の収入はいくらだ、と他人の懐と比べては心を悩ましています。

そして高級車に乗りたい、肩書きは、子供の学歴は、収入は、名誉は…と嘆いています。

もちろん私もその様な煩悩がないかと言ったら嘘になります。あります。ただし私はそれらは不要だと気が付いています。

現代人は足りることを知り、平和をありがたいと思う気持ちから始めるべきです。(すいません、偉そうに、お前が言うなって、ハイ!)

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