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2007年6月17日 (日曜日)

人格向上話しの続き

先回、たぶん真理は1つと言う話しをしました。良書や人格者はアプローチこそ違いますが、同じ方向を目指していると思うんです。(チョッと表現が伝わり難いと思いますが…)

今は私も解ってはいます。頭では。

良くない種類にハウツー本があります。(もちろん全てではありませんが)こうやったらお金儲けができるとか、○○国の株で大儲けとか、ネットビジネスで大成功とか、やる気を出させる人活用とか(いい加減に書いています)、社長の心を掴み大出世とか(こんなのないか?)…

開業前に私も、何故か心無い小さな会社の運営方法の本に感銘を受けてしまい、そんなのを信じていましたからね~。結果は4,5年前までの経営通り。まぁ~退職者はそれだけが理由ではありませんが…

先日発売された船井総研の小山社長の本を読みました。全てが納得できてしまうんですね~

例えば(文章を一部お借りします)

例①親が子供を良い子に育てる絶対成功できる最大のコツは、躾とマナーである。やさしさのある、気立ての良い子にだけはどんな親でも育てることができる。(これは会社でも同じですよね!これがすべてでしょ。頭が良くても、スキルが高くても、ほんとはそんなには役に立たず、人柄には勝てませんよ。)

例②これは社会人一般にも通じる。子供に対してはチャンスを与え、その意思に任せる。成功するかどうかは本人次第である。その目標に失敗しても、別の目標を見つけて成功するかもしれないのだ。

例③船井総研は「美しい会社」を目指している。「美しい会社」になるにはそこにいる社員もまた美しくなければならない。美しいとは「身ぎれいであること」だ。だから「口汚い」「意地悪い」「金に汚い」「女性関係に汚い」などという社員は論外だ。

私もまったく同感です。そんな社員は当社でも論外です。

ですから身を美しくする躾はとことんやります。容赦しません。叱ります。

しかし残念ながらそんな私も身を正さなければいけないことが沢山あるわけです。

真理は何なのか頭ではこんなに(?)解っているのにですよ…

よく会合なんかに行くと、異業種の何人もの社長さんとお会いするわけです。話をしていると、心の中で「ホントはわかってねーなー」なんて偉そうに思ったりしてしまうこともあります。

でも実際は大概その会社の方が業績も良く、聞くところだけによると良い会社だったりします。

ですから解っているのと実際に行動ができるのとは別と言うことでしょうか?当然ですね。

こんなに解っているのに(しつこい!)実際の私は失敗の連続!特に短気を起こし人間関係を台無しにする。社員を罵倒し、こちらが思う以上に社員を凹ませてしまう。社内で禁止している筈の愚痴を他人に堂々とこぼしている。etcetcetc

でも誰かが言ってました。誰だか忘れましたけど。失敗をして反省をし、それでもまた同じ事を繰り返す。また反省する。人間は皆弱い、だから常に自己啓発をしていなければいけないのだと…

ただし、反省の都度、紙切れ1枚分ずつほどの薄っぺらさでも、人格が確実に積み重なっていくのだと…

何年か経つとそれがすごい厚みになるのだと…

それを信じてまた失敗します。ただし私の場合はもう失敗は許されない状況にはある。

それも分かっている(くどい)

「最近の環境行動」

ブックカバーはいつも通りに使い回しです。

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