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2007年9月24日 (月曜日)

発表

ブログ約1週間空いてしまいました。すいません!今日は頑張って文章書きます。

週末の金曜日は中小企業家同友会で私が発表者になりました。テーマ『人の課題はいつも尽きない』 社員教育委員会との合同部会で、今までの人(社員)に関する問題を洗いざらい述べました。

現在の社員に対しは過去の汚点をさらすようなのですが、会社のヒストリーを語ることは今後の社にとって、とても大事なことであると、船井幸雄さんの本で読みました。

年度初めの経営指針発表会でも全社員の前で、今までの些細な歴史を語ったのですが、今回も5名の社員を連れて行きました。

私の会社は今年で10期です。個人の時代を入れると約12年商売をしています。その間に全ての社員が2回辞めてしまった経験があります。

今回の発表では募集に絡むことに焦点が傾いてしまった感がありますが、もちろん私に一番問題があったことです。私自身の変化や考え方の転換が必要でした。

経営者が人を生かし、社員を大切にする気持ちが120%なければ、私と同じことになるか、もしくはならなかったとしても、ただ給料を貰うだけの気持ちの入らない集団と化すだけです。

ただ人を大切にすることは甘やかすことではないと思います。マナーや躾を持って一人前の社員や会社を築いていかなけれいけないと思います。

社長のエゴや虫の居所や感情で左右されるのではない一貫した姿勢を貫き、それが原因で辞めていく社員やお辞めいただく社員は致し方ないです。

ですから募集が大切で、「私はこのようなことを大切にしています。」「会社はこの様な方針でこんな理念やビジョンがあります。」 と、始めに伝えなければいけないと思います。

当社は施工スタッフでも職人を作るつもりもなければ、ルーチンワークをさせるつもりもない訳です。当社の施工スタッフはお客さまに相対する接客や営業やサービスの原点です。

でもそれは募集段階で伝えなければ、ルーチンワークを期待する社員が入社してきます。その社員に経営理念や信条を伝えたって、入社した俺や私は時間を働き給料を貰いに来ているだけなんだから「うるさいよ~」ってなる訳です。

社長も変わる。だけど退職者を減らすためには最初に篩いにかけ、会社を少しでも理解してくれる人に入っていただく事も、私の様な業種では大切なのです。

ところで会社は大きくする事が目標か?社長がビックになることが目的か?

どちらも違うと思います。ましてもちろん社長の資産形成の道具なんかではないです。結果として少し裕福であればいいのです。

目標や目的の前に、社長は会社を絶対に潰してはいけないと思っています。何があっても!

大企業が倒産し、何万人もの社員を路頭に迷わせることは、一番の社会悪だと思います。

それよりも数人の社員を気遣い、定年までしっかり面倒見てあげることの方がよっぽど立派ではないでしょうか。

社によっては、理念という目標に近づけるために、長期ビジョンで会社の拡大も必要であり、これも‘結果、会社が大きくなった’ことが正解で、先に拡大を目標にすることは間違っている気がします。

それには人を導くことが出来るだけのトップの成長や人格の向上が不可欠だと、今は切に思っています。くれぐれも…

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