ブログ上で軽い社員教育②
社会的な信用について。『約束を守ることの大切さ。』
銀行さんとの取引について考えると分かりやすいです。
20代の後半、独立を考えていた私は、見せ掛けの社会的な信用を得ようと、小さな小さな家を購入しました。すると銀行さんはあっさりとお金を貸してくれました。(担保価値もない物件に対してでも。案の定、売却の際は1,600万円の損失!)
そして独立して、理由はさておき5年目に家を買い換えます。その際はどこの銀行さんも相手にしてくれませんでした。収入は当時よりも上がっているにも関わらず。
当然です。最初の物件購入当時はサラリーマン(勤めていた会社)の信用からです。買い替えの際、ある銀行さんに 「今のお宅さんより新入社員のサラリーマンの方がお金貸せるね~」とまで言われました。
しかし、貸していただけるところがありました。「金利は高いけど貸しましょう!」と
こことは会社での取引もそのときから始まりました。金利は当時2%前半が住宅融資の相場でしたが、私の金利はなんと4.3%です。
それでも住宅金融公庫と併用させていただけましたし、何より借りれたことが奇跡に近いです。
会社でも融資を受けました。もちろん保証協会付きで。
住宅ローンも会社もお金を貸していただけたことに感謝し、貸していただけた銀行に報いるためには、滞りなく返済する以外にありません。
実際、一度も遅れたことはありません!
数年が経ち、現在の住宅ローンの金利は当時の2分の1以下にしていただいています。会社の方も今では、常に必要額をプロパーでお借りすることが出来ます。
皆さんは当然お解りだと思いますが、そうなんです、返済実績が大切なんですよね~。それが信用なんです。
約束を守ること。簡単に考えそうですが、友達関係の様に‘なぁなぁ’では社会的信用は得られないと言うことです。
返済期日に言い訳は無用です。小さなお金を借りて、期日に遅れることなくしっかりと予定期間で完済すれば、銀行さんは今度はもっと大きなお金を貸してくれます。(もちろん返済能力は見ますが…)
社会人の信用は銀行と同じように、約束を守ることの積み重ねだと思うのです。
予断ですが、詐欺師の常套手段は1回目の約束や支払いはしっかり守り、相手を安心させ油断させます。その後は奴らの術中に嵌めていく訳です。
ですから、本当の信用とは繰り返し繰り返し起こる約束や、期日や時間などを、繰り返し繰り返し守りそして果たすことなんです。
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