大道塾を1年間休会することに決めました。先生には土曜日にお話ししました。突然の様ですが、1ヶ月程前からある程度決めていました。
大道塾には37歳で入門しました。33歳で空手団体に、34歳で有名な拳法を、36歳でキックの様なものをやりましたが、色んな思いがあり、挫折とは言い切れませんが、まぁ~挫折しました。
今度やるときはラストチャンスと思い、何があっても黒帯までは取得しようと決心しました。年齢も年齢だし、そこを終着地にしようと決めました。
始めた頃は、10歳以上年下の先輩達にボコボコにもされました。この団体、社会体育じゃなかったのかぁ??、と。
でも当初の決心通り、7年かかりましたが、何とか取得出来ました。
ご存知ないと思いますが、大道塾はボクシングと同じようなパンチ、そして蹴り、首相撲、掴みからの攻撃、柔道的な投げ、寝技…
たぶんアマチュアでは最高の護身術です。総合格闘武道なのです。それ故、覚えることが沢山あります。
この団体で黒帯になると言うことは、道場内でもある意味、準指導者として期待されます。試合で優勝して取得していますので、ある程度ガチンコのスパーでは何とかなるかも知れません。
ただし、技術はどうか?
帯下には元極真の猛者もいます。他団体の経験者もいます。蹴り、コンビネーション、膝、誰かしらが自分より上です。それ以外にもトータルで技術が自分より高い人やパワーがある人もいます。
私はと言うと、自己分析では、タイミングが良い、腰が重い、腕(かいな)力がある、フットワークが若干良い。このくらいかなぁ~。
話しは変わり、12月に鎌倉の柔術道場に出稽古に行きました。寝技のスパーリングをしました。私は総合系の黒帯です。高校生の白帯柔術稽古生に1本も取ることが出来ませんでした。
俺って得意なものあるのかぁ~?黒帯が聞いて呆れる!と思いました。道場内でも準指導者に対する期待だってあるだろ、きっと。
私が指導できる相手は初心者のみかぁ~?!そう考えると重たくなってしまいました。道場で培った強い心を社会で発揮するために修行しているつもりなのに、本末転倒になってきました。
仕事も今年は大切な基礎固めの年です。指針発表会で社員には話しますが、少し来年は大きな事をやります。別のことで悩んだり、怪我をしたりできないのです。
一年間止めよう!最初の目標が達成できたんだから、一回リセットしよう!と
私には夜週1回か2回位しかプライベートな時間が使えませんが、技術では負けない何か得意なものを作りたいです。稽古はなんでも辛いと思いますが、今度はまた初心者として楽しみながら覚えていきます。
新たな道も視野に入れまた頑張ろう、と。強さではきっと後輩に抜かされるはずです。それでも納得行く気がします。
非常に寂しいのですが大道塾の道着と黒帯はしばらく封印します。良い仲間たちと離れるのも辛いです。
しかも気持ちが変わるか、会社の状況が納得いかなければ、2度と封印が解かれることはないかも知れません。
黒帯からが本当の修行かも知れませんが、大道塾で黒帯を取得した小さなプライドだけは捨てません!
よく頑張った。。。