肉体の不思議
体験と勝手な考えですので根拠はありませんが…
サーフィンを趣味でやってますよね、私。ローカルなんかで年中やっている連中は皆そうですが、よっぽどなコンディションでなければ、いくらパドルをしてもそんなに疲れないです。
始めたばかりの頃は周りのサーファー達が不思議でした。あの人たち疲れないのかなぁ~?と。でも1年くらい経つとそれが普通になっていました。
但し2週間くらい間が空くとぜんぜんダメになります。でもまたやりだすとすぐに筋肉が戻ります。
またパドル力は筋肉の大きさに全く関係ないです。私なんか他人より腕や肩に筋肉が付いていますが、ガキんちょローカルの方がよっぽど早いです。昔はメチャクチャ早かったですが、今はダメです。これは年の問題かも。
格闘技でもそうです。打撃を始めた頃、1~2年はホントに苦しかった。もちろん何年経っても稽古は大変ですが、年数の経過で必要な筋肉が付いて、スタミナが付いて、連続してスパーが出来るようになります。
そのように自分にはスタミナが付いていると思っていましたが、今年から柔術を習い始め、特に始めたばかりの頃はホント辛かったです。同じ格闘技でも使う筋肉が全く違うことを実感しました。
柔術は力に頼ってはいけないそうです。それでも足を旋回させる、或いはスペースを確保する、それだけでも旋回させ足を動かす筋肉やスペースを空ける力が必要で、始めはそれがきついのです。
なんで5分間のスパーリングが連続でできるの?って言う感じでした。今も辛いです。が、楽しさも分ってきて、また疲れの質も変わってきました。
筋肉は不思議だと思います。やる種類によって全く異なる。だからそれを極めるにはそれをやるしかないです。
ただ、年と共に瞬発力は完全に落ちている。ダッシュや反復横飛びなんかは他人に負けない自信がありましたが、若い人には敵わないです。動体視力も落ちます。
でもやってないと、もっと落ちていくだけだし、老いていくだけです。今は体力だけが勝負でない、技術を身につけたいと思っているのです。
だから格闘サークルの若手社員も私に勝つにはたぶん私の2倍練習して、5年はかかると思うよ!きっと(笑)
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