社用車
日曜日休日出勤していると、社用車のバンのサイドドアにぶつけた跡を発見。多少のキズレベルではありません。
当社では全社員に日報やデイリーメールを義務付けています。その最後には本日の自分の失敗、他人の失敗を申告してもらっています。半年くらい前から始めています。
なぜかと言うと、私の耳にミスやクレームが入らなくなったからです。会社は小さなミスやクレームが命取りになります。社長に入らなくなったら黄色信号です。
そこで何でも言い合える社風を作るために、他人の失敗も言おう、そして自分も自己申告しよう、そしてそれが一致するようにしよう、と伝えています。
私は仕事上起こり得るミスや失敗は怒ったり、叱ったりしません。フォローと対策があれば良いのです。ただあまり続くと小言は当然言います。まして車両を誤ってぶつけた場合ではもちろんです。
普通の会社では、車両事故は個人にも負担させますが、私はしません。だから小言くらい我慢しなさい。
当社の車両は3年で2台が大破していますが、社員が怪我一つなくそれだけで感謝なのです。
当然こんなことではいけないので、その後の対策はしています。でも社員には金銭的負担はさせません。ボーナスから少し引いただけで、お咎めもしません。
今回は誰がやったのかわかりません。申告がありません!こう言うことが一番私の望まないところです。
自分に責任がないのに先週この車両を使っていた人間が一番かわいそうです。疑われているかもしれないと思いながら仕事をしなければなりません。その気持ちは痛いほど分かります。
だから申告しなかった人間の罪は重いのです。
車両管理している1課に今週はこの車を使わせません。早朝の現場も電車移動しなければなりません。
連帯責任の様ですが、リーダー始め他のスタッフも気づかなければいけません。なぜならば、もし自分の車だったなら、他人に車を貸してキズが付いていようものならすぐ気が付く筈です。
先週木曜日の朝から私は社にいません。日曜日に私が気が付くのもおかしいのです。車両も汚いし、管理も甘いです。衛生を主業務とする会社の車両がこんな状態はダメです。
だから車を管理すべきその課には1週間だけ資格を剥奪します!
良くなってきた社風ですが、ほんの一人が私の信条を理解していない為に起こった出来事です。しかし今後はないでしょう。しっかり浸透させます。
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