更迭
先日航空幕僚長の田母神氏が更迭されました。本人は論文に関し、いささかも間違っていないと主張しています。私も同感です。考え方は色々あるのでお許し下さい。
シビリアンコントロールが問題になっています。麻生首相も文民統制(シビリアンコントロール)をやっている日本で幕僚長の立場での論文は不適切と言っています。
ご存知のようにシビリアンコントロールは戦前の軍国主義の二の舞にならないように、民主主義国家日本は文民の政治が軍事に優先しなければならないと言うものです。
ただし、別に田母神氏は航空自衛隊員に論文募集を紹介したが、投稿の強制はしていないと言っています。
この論文を政府が否定し更迭するならば、逆に国が言論統制していることになります。言論の自由を奪っていることにならないか?
歴史認識を検証もせず、悪い国日本を強要していることになります。確かに近隣諸国への配慮はあるでしょうが、1つの画一的考えを国として譲らないと言えます。
軍のシビリアンコントロールを問題にするけれど、これこそが危ないんじゃないのか!
自衛隊員は24万人いるらしいです。国家予算は4兆円。軍事費の額でも世界で上位です。呼び名は色々あっても、専守防衛かもしれないないけれども国を守る立派な軍です。
普通に考えても悪い国だと文民(政治家)やトップに言われて、その軍はその国を守ろうとするか?素敵な国だからこそ来てはならない有事のために一生懸命訓練している筈です。
普通の感覚を持とうよ!って言いたい。
あと、9月28日、更迭ではないけれども国土交通相の中山氏が不適切発言の責任をとって辞任しました。
しかし私の意見も彼にまったく同感です。言論の自由なのでこれも許してください。その通りだと思いました。
ただし、田母神氏と異なる点は、中山氏は大臣です。その立場で、1つの組合を公然と否定するのはダメです。
でもこんな意見を言っくれる偉い方々がいるだけで、まんざら日本も捨てたものじゃない!
マスコミは産経以外はすべて批判です。こんなことを書くとここにも批判が来そうです。載せませんけど。
でも私は間違っているとは思っていません。あしからず。
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