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2008年11月10日 (月曜日)

メンターって?

コンサルや上司や経営者などの人を指導する立場の人はメンターあらねばと言われます。‘メンター’と言う言葉を最近頻繁に耳にします。

‘メンター’とは指導者ではなくて、良き助言者であり、自発的な気づきを与える様な存在の事です。でも最近では、時々それってどうなんだ?と思う時があります。

気づきを与えるとは諭すことでしょ。指導的立場の人間がもしも相手を見間違って別の諭しを与えていたら、指導される方はやる気なくなるよなぁ~、とか。そんな人間じゃないよ、とか。

でも諭しだから指導される方も相手の意向がはっきり分からなかったりして否定も出来なかったりします。だからメンタリングよりも単刀直入の方が良いケースもあります。

聞いた相手は「いやいやこれは違いますよ」と反論できれば、お互いストレスが溜まりません。あと単刀直入も1対1で話さなければいけない場合も多いです。

特に経営者同士だと皆それぞれプライドやポリシーがありますよね。会社が大きい小さいは関係なく。

経営者の会合なんかで1回や2回の汚点を見たからといって、皆の前で伝える必要はないです。相手の全てを公然と否定しちゃうでしょ!

それって伝える人間が自我を誇張しているだけに感じます。その人にコソッと伝えれば誰も傷つかないし、嫌な思いもしません。

でもそんなエラそうに言う私もやってしまっている。一人のミスや失敗を皆に分からせる為とか、ナンで叱っているのか皆にも理解させるためとか、理由をつけて。

社長は会社内では許されるのか?って話し。言われた社員は傷ついている場合もある。でも皆に分からせることが大切な場合もある。人が人を指導するって難しい。ホントに。

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