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2009年4月24日 (金曜日)

呆れるほどありがたい社員教育材料

先日、ある取引先様からFAXが届きました。「お取引業者各位 社内研修旅行協賛金のお願い」 

何でも韓国はソウルに2回に分けて3日ずつ社員旅行に行くらしいです。厳しい時代だからこそ、元気を出して、スタッフと共にコミュニケーションを取って参りたいとのこと、だって。

お店は休まず、営業しますって。ついては、取引業者に協賛の協力をしてもらいたいとのこと。

社員にその文面を読み、どう思うか聞きました。少し鎌をかけた聞き方をしたと言うこともありますが、FCCとしての正解は4名だけでした。すこしガッカリでした。

でも良い研修材料を提供していただきました。解答は「どうぞご勝手に!私共は協賛いたしません。」 もちろん先方には伝えてはいません。FAXはそのまま捨てただけです。

会社は取引先や仕入先と持ちつ持たれつで、優劣はないはず。共存共栄の意味は????って。

よく商売は戦いって言います。それどういう意味?って社員に再び聞きました。色々間違った解答がありました。私があっているかは分かりませんが、私としては、こう思います。

戦いは社内の事です。お客さまや社会から評価を得るために、技術を上げたり、CSを尽くしたり、社員教育したり色々します。けっしてライバル会社を蹴落とす事ではありません。

商売の戦いは他者や他人ではない訳です。社会的評価を得られなければ、淘汰されるだけです。それが自然の摂理です。

だから共存共栄なんです。皆がよくなれば一番良いのです。こんな話しまでに発展したFAXに呆れるほど感謝します。ただし、次回契約の更新はこちらからご遠慮させてもらいます。

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