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2009年5月 3日 (日曜日)

説教バー

社員の誕生日だったので、予てから行きたいと言っていた寿司屋さんに連れて行きました。彼とはサーフィンで知り合った仲間でもあります。

妻からは寿司屋さんで、私からは二次会のバーでプレゼントを渡します。私のプレゼントは、‘説教’です。決めていました。

当然良いところは沢山知っています。しかし、昨日は起爆材のプレゼントです。もう、二度と一緒に飲むのは御免と思われたかもしれません。それでも結構。

彼は会社でも私の次?の位置です。私は幹部を外部に求めていました。今のメンバーを変えるのは無理なんじゃないか?と。もしかしたら心の中で。

逃げていたわけです。会社の発展はもっと緩やかでいいので、奴らを変える努力に力を注ぐべきと、気が付かされる事件もありました。

本当はもっと早く、数年前に気が付かなければいけないことだったかもしれませんが…

その彼ですが、会社では研修に行ってもらったり、本を読んでもらったり色々しています。感想が上がりますが、私はその度に「そうじゃないんだよなぁ~」って思うことがあります。

私が伝えたい事の5%くらいです。稚拙な方にいきます。きっと44年間、人生を語れる様な師や友がいなかった気がします。いれば大人の考えを所持しています。

昨日は全面否定している様で、可哀想でしたが、考え方を根本から見直す機会がなければ、こいつの為にならん、って思いました。

だから全部言いました。たぶん他のお客さんやマスターも引いていたと思われます。彼には、まだこれから沢山人生が残っているわけだし、幸せにもなってもらいたい。

車や見てくれや遊びよりも、心や考え方を大人にしなければいけない。だから、今後二度と言う事がないと思われる毒を全部吐きました。今回だけは10%分かってもらいたい。

ただ、一つ言い忘れたことがあります。幸せになるには、‘心の明るさ’が必要と言う事。自分の感じ方次第、考え方次第と言う事。

彼は、レポートも感想も意見も全て悲観から始まります。例えばこう言う事です。本を読んで感動したらしいです。

感動しました。ってそれだけでいいのです。それを今までどれだけ感動がないか、自分の人生は闇の様な事を先に書きます。

なりたい自分を語るとします。私には誰々のように、目標とする人物もいなければ…云々言いいます。

でも、稚拙でもこんな自分になりたいを最後には言っています。だったら云々を言わないで、なりたい自分だけ言えばいい。

悲観や泣き言を言っても、だれも‘よしよし’はしてくれません。なにより、その悲観的な言葉が自分を痛めつけるだけです。

明るい考え方や前向きな言葉でしか、自分を良い方向に導くことはないです。

まず自分の為に、次に会社の為にも、考え方を大人に、そして明るくして幸せになってもらいたい。

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