‘るる’がまた…
先週の金曜日は、共育講演会でした。社員と一緒に平尾誠二さんの講演を聞きに行きました。妻も楽しみにしていました。
ところが、また‘るる’の容態が悪くなってしまいました。私は行かない訳にはいかないので、妻に動物病院へ行ってもらいました。
点滴をしました。一応輸血してもらえる犬を探してください、と言われたらしいです。できれば、今日中にマッチング検査も、と。
そう言えば、昨日久々にBOOから連絡がありました。「会社で慈善事業をやっていまして、軽い協力をして頂きたいと思いまして… その慈善事業ですが… で、そのジゼン事業なんですが…」
なぜか、彼が慈善事業、ジゼン事業って、言えば言うほど、ギゼン事業、偽善事業って聞こえる(o^-^o) 私だけだと思いますが。(笑)
脱線しましたが、「そうだ!BOOのベルがいたっ!!」 なぜ今まで気が付かなかったんだろう?
早速、電話しました。 「偽善事業の件ではないんだけど、ベルの血くれない」って。(心の中で、それが本当の慈善事業って)(血まで、もらっといて言い過ぎてゴメン)(今度ご馳走します)(でも、安いところで)
すると彼 「今、親は居ませんが、かってに実家から連れてって下さい」って。 普通それはできないよって返答します。犬泥棒みたいで…って
妻に話したら、有無も言わさず早速ベルを拉致して、病院でマッチング検査を勝手にしてきていました。マッチしたよ、だって(笑)
‘るる’は点滴をして、自宅に帰っていました。私は、夜帰宅して会いました。
でも、まったく元気がない
食欲もないし、抱っこしてもダラ~って感じです。可哀想。そーっとこの日はハウスで寝かしてあげました。
次の日はマッチしたベルから輸血です。今度は拉致ではなくBOOのお母さんから承諾を頂き、連れて行きました。
動物病院は近いので、初めに‘るる’を預けてから、ベルを迎えに行きました。
かわいい!でも、ちょっと臆病。で、何にでも凄い好奇心。右行ったり左行ったり、リード引っ張られっぱなしです。‘落ち着け’って何度も言いました。
誰かに似ている。誰かは言わないけど。(お分かりですね?)
ベルの輸血が終わり、帰宅しました。助かりました。ありがとう!でも、夜になると、また元気がなくなりました。いつもと違う。ゾンビのように甦らない。
朝方、今までにないくらいダラ~っとしています。苦しくはなさそうです。でも覇気がまったくない。妻と2人で少し諦めてしまった。と言うか「もう、がんばらなくていいよ!」って言ってしまいました。
ICUに入るも、ずーっとこんな感じです。先生から、もう少し輸血をしたいから、犬を探してください、と言われます。
お散歩仲間で、今度は当社の看板や車のカッティングシートをやってもらっているゴトウさんのアディーにお願いしました。(画像がなくてすみません!)ありがとうございます。
妻が迎えに行き、その間、私はインターネット他で、また違う方法を調べていました。すると、こんなことが書いてある記事がありました。
「しゃべれないけれど、犬は、本能的に最後の最後まで生きようとします。できる限り延命することが飼い主の務めかもしれない。飼い主が諦めた時点で、その犬の生涯を人間の都合で閉じてしまう事になります。」
反省しました。最後まで諦めない決心をしました。新たな奇跡の方法を検索できました。資料依頼したら、1日で届きました。ある外科医の論文です。試します。諦めませんよ。
私が通っている動物病院の先生方や優しいスタッフの皆さんは、最後まで全力です。‘仕事’と言う割りきりではないです。そう言う事が分かっているからだと思いました。いつも自分の会社の経営にも勉強になります。
で、今日、退院してきました。またまた凄~い奇跡です!退院できるなんて!!!
昨日、一昨日の感じでは考えられません。‘るる’と1日でも一緒居れる喜びは、格別です。至福です。感謝です。
で、今回は前回のこともあるので、酸素もお借りしました。チョッと呼吸が荒いので、酸素をバリケン(ハウス)に入れながら、隣でこのブログを書いています。
嬉しいです。楽しいです。ベル、アディーありがとう。
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