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2009年8月 6日 (木曜日)

本の話し① ~今なぜかこの人~

20090630083104 松下幸之助です。松下政経塾の現塾長と元塾長が書いた本です。

若い頃、松下幸之助の書籍は結構読みました。経営の神様と呼ばれていました。今、松下幸之助に関する書籍を読むと当時と感じ方がかなり違います。

経営だけでなくて、本当の神様になったのではないか?と思うくらいです。 「まず、素直な心になること、そしてもう一つは、感謝や」って。

「素直」とは、人の言う事を「はいはい」と言う意味ではなく、天地自然の法則に従順であることを言われています。

目に見えない力は、正しい姿であれば、正しい働く。経営は正しい姿であれば、必ず成功する、と。

サービスは慈悲心から出ている。慈悲心を欠いたサービスというものは、つけ足しでほんとうに人の心を動かすことはできない、と。

宇宙根源の心理。これに素直に従う。目に見えない力に素直に従いなさい、と。現代の賢者達が言われている事を、当然かもしれませんが、それ以前におっしゃっていました。

若い頃の私は、読んでいても、そこらには感動もしなければ、気づきもしませんでした。一番大切な事は‘感謝’です。でもほんとうはもっと大切なことが、ここで言う‘素直’です。

今、政治の記事を読んでいてもうんざりする事が多いです。それはなぜか?政権争いに終始しているからです。心から国や国民を、そして今は世界をも考える気持ちがあるのか?まったく感じません。

民主党が国民受けするマニュフェストを出す。すると自民党も受け狙いのマニュフェストを出す。財源なんて考えていない。政権を取ったら、確保できたら、政治家得意の逃げ切りです。

もう見えています。言うのは簡単。高速無料にします。教育費無料にします。で、だれか肩代わりしてって。やぁ~だよって。じゃ~止めちゃおっかって。バカな国民、適当言ってりゃ分かんねぇ~しって。

先日辞任表明した横浜市長の中田宏氏の公式サイトを見たことがありますか?私は支持できます。

国を変えるのは松下政経塾出身者ではないか?って気がします。イズムが浸透しています。政治家には、経営者には、と言う。

これらの本を読んで松下イズムとは何かを感じました。

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