政権交代
昨日の選挙は民主党の圧勝でした。当然私も選挙に行きました。今回、初めて選挙で列に並びました。それだけ関心が高かったのでしょう。良い事です。
さて、政権交代する訳ですが、期待しましょう!本当は私は違うんですよ。でも、批判からは何も生まれないですし、今は信じて国のために期待します。
民主党の鳩山代表のマニュフェストを今一度読み直しました。
友愛社会:ひとつひとつの生命を大切にする。他人の幸せを自分の幸せと感じられる社会。「私は、コンクリートではなく、人間を大事にする政治にしたい。」
いいですよねぇ。ただ批判とは別に5つの約束の1つに懸念があります。それは子育て・教育。
まずは財源に関して。「中学卒業まで、1人当たり年31万2000円の子ども手当を支給します。高校は実質無償化し、大学は奨学金を大幅に拡充します。」この財源はどうするのか?
子供手当てに5.3兆円もの財源が必要になります。消費税で2%です。民主党は配偶者控除の廃止、行政の無駄使いの排除、補正予算の見直しで捻出すると言ってますが、まずはお手並み拝見です。
それと教育改革に力が入っていないのが気になります。「教育格差を是正・教員免許制度を抜本的に見直し、教員の養成課程は6年制(修士)とする。」それ以外は運営に関して終始しているに過ぎません。
子供のいない私ですが、子供は国の宝です。子供の教育支援はしたくない、などとチンケな事は言うつもりはありません。しかし、これは子供を持つ親を支援するのであって、子供を優遇するのとは違う。
間違えると、中国の一人っ子政策の様になってしまう。荒廃した日本人に更に小皇帝を作っては、本来の日本を取り戻せなくなる。何が言いたいのかと言うと、少子化対策=子供への過保護は悪です。
子供のすることだから、が一番いけない。社会は法律と言うルールで成り立っている。時には理不尽を甘んじて受けなければいけない時もあります。俺が正しいは、通用しない事の方が多いです。
子供主体は、自分とは違う他人を受け入れない社会性を養成することになります。だから政策は子を持つ大人の支援であって、子供への過剰擁護ではない。ここを間違えてはいけないと思う。
大人主体の社会でなければ、いけないと思う。子は宝だからこそ、年長者を敬い、理不尽だとも思われる大人が作った規則をも守る、そして道徳が必要です。
その上で社会性を持った立派な大人になってから法律に注文をつけ、国を変える努力をすればいい。将来の大人がこの国を変える。
マニュフェストにも、日本人らしさを取り戻せる教育政策が欲しかった!教育改革なくして未来はないです。真剣に取り組んでもらいたいと思います。
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