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2009年12月27日 (日曜日)

主張

鳩山首相は際どい位置にいますが、私は別の観点から主張します。

明治の日本は自主自立を目指しました。日本が今抱えている普天間問題は、自主自立とは程遠い内容です。

少し話しは反れますが、アメリカには政権が交代した場合の100日ルールがあります。日本は政権の交代がありませんでしたから、あまり馴染みがありません。

100日様子を見て、マスコミも物を言おうという暗黙のシステムです。不平や不満とは異なり、マスコミや国民が正論をぶつけ合わなければ、国は間違った方向に行きます。

日本人気質とでも言いますか、右向け右的なところがあり、先の戦争でも正論を命がけで言えるマスコミや民間人、更には政治家もいなかったので、陸軍思想に則ってしまいました。

但し、今の日本は政治に対して、自由な事が言えるありがたい幸せな国であることには、感謝しなければならないです。

本題に戻し、普天間移設問題は小泉首相の時に既に合意していた内容で、あとは環境アセスメントのみの段階だったはずです。合意内容を反故された米国の日本に対しての感情は、子供でも分かるところです。

鳩山首相の持論は、常時駐留なき日米安全保障だと言う。「必要な時は護ってネ」と言うTAKEオンリー論である。虫がいいのも程がある。

では、自主自立を目指すのか?いいや、違う!事業仕分けでもそうでしたが、自衛官の増員計画の費用を削減しました。アメリカの傘はいらない、しかも軍事力も整備しない、と言っている事になります。

この方では本当に無理だ。日本人である以上、と言うか全世界の普通の人は誰も戦争は望んでいません。有識者であれば、すべて対話や話し合いで、平和が維持される事を望むのは当然です。

しかし、野蛮な国が存在するのも事実です。国際法が通用しない国家もあります。歴史が捻じ曲げられている現実だってある。日本に恨みを持つ国もある。

全世界武器の排除が望ましい。理想です。友愛は素晴らしい思想です。でも現実には、今はまだ理想像です。この素晴らしい平和を維持するためにも、平和ボケした首相はいらないと言わなければならない。

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