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2010年3月22日 (月曜日)

喜怒哀楽

先日、5人ほどの経営者仲間と打合せしました。その時、ある経営者からフカサワさんは、‘怒’でモチベーションを図っていますよね、って言われました。

いやいや、そんな事はまったくないつもりでいます。最近のブログはいつも怒っていますよ、って言われたので、読み返しました。それは確かに…

でも本心は、人生で喜怒哀楽の中で必要なのは‘喜’と‘楽’だけで、「怒哀」は不要だと思っています。また、その様に生きたいと願い、変わる努力をしています。

今までの人生で私は、けっこう敵を作ってきました。短気もちょくちょく起して、人と揉めた事も数回?数十回?ありました。で、自分の主張だけを通してきたりもしました。

このブログを始めた頃は、飲食店の対応に腹を立てたり、電車内でのマナーに怒ったりしていましたが、ここ数年はまったくありません。

小さなことは我慢する事が大切であったり、無闇に怒らないことが大切だったりすることを学びました。だから会社以外では、きっと最近私が人と揉めたり怒ったりしている所を見た人はいない筈です。

例えば、会合なんかでも自分が絶対正しいと思った事が、いとも簡単に覆されたりしますよね、でもいいのです。人は言いたかったりするだけです。こちらが伝えたことが正論なら、意外とみんな理解していたりします。

相手に被せまくって、それを主張し続けると、相手の立場をなくさせます。相手にもプライドがある。当然嫌な感情しか与えません。どうやって相手と上手くやるかを考えると、すぐ分かります。

だって、文句ばっかり言って、苦虫潰した顔して批判ばかりしている人は嫌いですよね?、みんな。嫌いな人間に人は協力するか?って考えれば、人と上手くやる方法を考えた方がいい。

考え方が陽気(上向き)で明るい人間には、人が集まります。自分が幸せなら幸せな人が集まります。戦争をする人なんかはいつも怒っている筈です。だから‘喜’と‘楽’なんです。

自分にとって嫌なことをする人がいる。でもその人はその人の尺度でそうなんだから、自分の尺度で相手にしなければ腹も立たないです。意地悪する人もいる、陰湿な奴もいる。でも気にしない。挨拶なんてされなくったって、べつ~に。

男の世界は、やっかみや嫉妬です。この人に何にもしてないのに、嫌われる場合もあります。その人にとってはただ気に入らないだけです。人の畑だけが良く見えたりします。だから相手にしない。

私は会社の中と外では別人です。社員が私の外での対応を見たら、そりゃ~驚きます。謙虚なんだぁ~!って。主張しないんだ、大人しいんだぁ~!って。

外で接している人が、会社内での私を見たら逆にビックリするでしょう!恐ぇ~、って。なぜかと言うと、使命感があるからなんです。綺麗事に聞こえるかも知れませんが…

気にしないって偉そうに言いましたね。でも、私も勉強して勉強してその様に振舞えるようになりました。本当は意地悪や陰湿や裏工作とか妬みとか非礼とか…そんなことする奴が悪いんですよ。

だから、社員にはその様な人にならない人間性や、礼儀や、会社の信条にある‘人として正しく’や‘正攻法を貫く’人間に育って欲しいと思うから必死なんです。

ブログに関しては、自分の思想や社会に対してのあくまでも主張です。だから‘怒’をモチベーションにしている訳ではないですし、社会体制にいつも不満を思っている訳でもありません。

あしからず。

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