本当はない筈のトラウマという偽名の私の教訓
最近は業績がこんな調子ですが、でも実は前向きな基礎固め期という痩せ我慢で、なんだかこんな感じの社員に関するブログが多くてすみません。
弊社のリーダーが管理職研修を受けている事は何度かお話ししました。毎月、膨大な宿題をやっています。私は本来検印をすればOKなのですが、一人のリーダーの宿題には、掟破りの厳しいコメントを付けて送ってしまいました。
他人からはきついと思われるかもしれませんが、今回は特に私なりにしっかりした考えのもと厳しくしています。「リーダーとして相応しくない稚拙な考えのままなら卒業をさせないで下さい」とも記入しました。
先日、講師の先生から添削され、送り返されてきました。経営者である私の意見は取り入れてくれたまま否定もなく、しかもそれを尊重してくださった上で弊社のリーダーに励ましの言葉も下さっています。とてもありがたいです。この研修を選んだ事に感謝したい。
過去に経験しているので、よ~く分かるのですが、会社がダメになる時って、核となる社員達が社長を認めなくなった時です。創業経営者って、自分で今まで一から何でもやってきている訳です。
で、社員にそれに似た事を求めて、ジレンマと戦ったり、歯がゆくなったりする訳です。だから勉強して、システムを作ったり、自己啓発したりして学んでいきます。当然多少はワンマンだったり、暴君染みた振る舞いをしてしまったりする事もあります。
で、反省を繰り返します。でもこんな社長達にも、奇特な社員達は根本的な考え方を理解してくれたり、コミュニケーションや飲みニケーションなんかでも少しずつ分かり合えて来たりします。
それでも社員は、社員で、日頃しっかりした考えを言っている社長の違う姿(大方、暴君的な姿)を見ると、気持ちが揺れたりします。その違う姿が仮に、正しい意見や注意だったとしても、社員の心は揺れます。
私の経営者仲間の幹部社員さん達には居ませんが、時々今まで尊敬の対象だった社長に、ある時から疑問を抱いてしまった社員さんもいました。大概、社員さんは社長の小言を他人に言います。
申し訳ないんだけどそんな時、経営者である私は絶対にその幹部社員さんの味方をしません。社長が悪い場合も往々にしてあります。でも同じ経営者が味方をした段階で、その社員さんは‘やっぱりな!’って思います。
「君も違うよ、社長も頑張っているよ」で揺れている気持ちが治まります。こんなのは鉄則です。社長は社員の幸せのために、昨日より今日、今日より明日、少しずつ絶対に成長しなければならないです。
しかし、幹部社員やリーダーが社長を認めなくなった時に崩壊が確実に起きます。それは周りで社員の社長批判を認めた人間の責任でもあります。私は何があっても表向きは同じ経営者の味方でいます。
社長同士なら、尊重した上で色々言い合えますし、言われても良いのです。‘中小企業家同友会’の文字を考えれば一目です。皆で切磋琢磨して成長です。それが社員のためや社会のためです。
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