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2010年7月28日 (水曜日)

障がい者雇用を考える

大変おこがましく、またお節介かも知れませんが、こんな私が学んだことを時々ここに書かせて頂いております。先日の神奈川県中小企業家同友会の合同例会で学んだ事です。

ファンケルスマイルの浅井会長をお招きし、障がい者雇用十余年の軌跡を語って頂きました。とても熱く、温かいお話しに感動しました。そして多くの気付きを頂けました。ガツンと来たお話しがあります。

「彼らはやれば出来るのに、社会にやらせてもらえなかった。何故か?それは障害と言う言葉。障害者と言う言葉は恐ろしい言葉。障害者と言われ、本来は出来る彼らの機会が奪われていた。」  

本当に私は無知でした。勝手に壁を作っていました。彼らのために何かをしてあげなければ、って驕った心がありました。彼らも自分自身で成し遂げる夢や希望を持っています。  

私達が持っている障がい者のイメージは劣ってる人間です。でもこれは大きな間違いでした。素晴らしい可能性を持った人達で、心の健康を持った人達と言うことが分かりました。

心の障害者は‘健常者’と言われている沢山の人達の方です。私は障がい者雇用の促進を、正しいことで社会の為にやらなければいけない、言わば義務的な捉え方をしていました。そこにワクワク感は全くありませんでした。

でも今はワクワクしています。知的障がい者と言われる人達を来年雇用したいと考えます。それによって本当の人間関係のあり方や人としての本当の尊重が学べる気がします。  

それには根気は必要かも知れませんが、今の社員達と同じように、愛情を持って叱ったり、言うべきことを言ったりしながら可能性を開花していってもらいたい。楽しみです。

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