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2010年9月18日 (土曜日)

最近お米を炊くのが私の日課であることはお話ししました。米を研ぐときでも、一粒の米が落ちると‘もったいない’って、拾って戻します。だって私には米一粒作ることができません。

食べ物はなんでも『命』です。牛も豚も鶏も魚も大根も人参も…全部です。だからFCCの社員なら家庭でも残してはダメですよ。社内ではみんなやってます。偉いです。

宴会なんかで、残しでもしたら、‘食えよ!’って無理やりでも口に入れさせます(笑)。でも他所や会合なんかでは「残してはいけませんよ」なんて言わなくていい。嫌われたり、敵を作る必要はない。

人は生きていくためには、例外なく他の命をみんな奪っています。当社の仕事だって勿論です。人間が食中毒や菌に侵されないように、人間にとっての「害虫」と言う名の生き物の命を奪います。

だからFCC社員は、特にそれ以上の無益な殺生はしないようにしています。またそのように教育しています。年末には社員みんなで、人間の利便で止むを得ず殺した生き物の供養に行きます。

今までもやっていましたが、力を入れることがあります。10月から新しいサイトを開設します。ネットテンのK原さんに素晴らしいサイトを作って頂いています。

その名も“ネズミ駆除.jr”です。そうです、ネズミ駆除を本格的にやります。ネズミって可愛い生き物です。目が可愛い。でも都市空間では「害獣」と呼ばれます。

捕獲したネズミの処分方法知ってますか?バケツに水を溜めて、ブクブクって沈めます。ネズミは水に入れる時に命乞いします。可哀想です。だから手を合わせます。

生き物には尊厳があるので、処分するときに決して踏んづけたりするな、と言います。命の重みはゴキブリもネズミも同じですが、このネズミを殺すことを会社の売上げ増大の手段にしていいのか?

考えましたよ。それで寒川神社まで行って手を合わせました。結論が出たので本格的に始めます。だからFCCスタッフには生き物の尊厳や命の尊さを大事にしてもらいたい。

『頂きます』の本当の意味は、命を頂き我々が衣食住できていることへの『感謝』なんです。感謝を口にするなら、‘残さない’‘動植物の無益な殺生はしない’ことです。

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