真面目な話し
私の読んでいる新聞は産経、雑誌は致知、本は国家の品格とか、武士道とかが好きです。日本はGHQに骨抜きにされたと考えている一人です。
明治の日本を取り戻すべく、教育勅語を復活させるべきと考えます。坂の上の雲の強く逞しい日本人が好きです。教育勅語は何一つ間違えている事は述べられていません。素晴らしいです。
しかし…
最近では私も変わってきました。教育勅語、間違ってはいないけれど、通しで一気に読むと、決して言葉では表現できない、得体の知れない複雑な気持ちが湧いてきます。
少し外れますが教育勅語は、暴走した日本陸軍の礎を築いた(司馬遼フリークの私はそう信じています)山縣有朋が起草しました。
悲惨な先の大戦の本を読んだりすると、農業立国で村社会の日本人は、単一思想に反抗するすべを知らない。有無も言わさず徴兵を受け、理不尽にも耐えるしかなかった。
上官の命令は朕の命令なので、逆らう事は死を意味する。逃亡や捕虜になるなどは非国民で、社会は受け入れない。極限に来たら自らを犠牲にして命を落とす他はない。
今とどちらが幸せだろうか?
きっと私達は間違いを犯しながらも、少しずつ進化しているはずです。多様な個性を受け入れ、多様な考えを消化し解決する。
今世界的に見ても、単一の思想や絶対的権力が浄化されています。人々は幸せと楽園を求めてこの地に生まれて来たとしたら、地球に優しく、全てを認める事が正解の様な気がします。
古き良き物は取り入れたとしても、現代は進化していることを忘れてはいけない。如何なる理由があっても、人が人を支配できないし、報復や武力で解決出来る事なんて何もない!と思う。
| 固定リンク
コメント