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2011年5月 8日 (日曜日)

社員の教育②

時々社内で暴君みたくなる時があります。でも一応理由はあります。例えばこんな事。作業用の散布機が車輌ごとになければいけない。でも1台しかない。

何故だ!壊れたまま。当社は何業だ!って激怒します。だって商売道具ですよ。激怒しなければおかしい社長です。

その場で修理させ3台になり、不足分は発注するように指示。これが1ヶ月以上前のこと。先週末、今だ発注もしていない事が判明。しかもその他の車輌搭載備品もずっーと不足のまま。

怒りきれない訳です。責任の所在も他人のせい。プロってなんだ?って。それ以前の問題だろ!って。でもその姿を他人が見たらまるで暴君です。人間が出来ていません。

本題です。こんな私ですが、威張りたい訳ではありません。

若い時分は、そりゃ~生意気でした。上司にいつも咬み付き、暴言だらけで、まるで自分が仕切っているかの様でした。上司も私には物が言いづらい感じでした。外でも自己中丸出しで、威張っていました。

前にも話しましたが、今うちの社員が外での私を見たらビックリすると思います。人の偉さなんて肩書きや年令にはなく、みんな平等だし、誰に対しても謙虚に振舞う様にしています。

でも当社内では、気配りを身をもって教えています。会社の飲み会でも若い人が、年上や上司に酒を注いだり、気配りしたりします。若手が居ない時は、仮にリーダーでも私に気配りがない時は叱ります。

本当のことを言うと、酒なんて誰に気を使ってもらうのも嫌で、みんな平等の立場で、手酌して楽しく飲むのが一番いいに決まっています。

で、冒頭に話しました様に、当社に限らず、最近の若い人達は個人主義で育っているので、他に関心が薄いです。誰かがやってくれる、自分がしなくても。そう言うところがあります。

他人に関心を持つ事なんかは、教えてやらなければ身に付かないです。放っておくと、年長者に酌も出来ない人間になります。目配り、気配り、心配りは、形から教えています。

私も含めて、人に関心を持てる、困った人には手を差し伸べられる、ウエットな人間集団にしたいです。そんなFCCを作りたいのです。

でも実はかなり育ってはいますが… ほんとうです。

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