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2011年10月 3日 (月曜日)

下町ロケット

とにかくこれ、特に中小企業の経営者が読むとスカッとします

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下町の製造業社が、大企業の論理に翻弄されます。銀行にもなめられます。そんで家庭でも思春期の娘とのギクシャク、また社員にも…

特に私は社員との関係がどうなっていくのか?に一番興味がありました。言ってみれば、どこの中小企業でも事業計画って社長の夢かも知れません。

主人公の佃に社員は言います。「社長の個人的な夢じゃないですか?」 飲み屋では社員が愚痴。「社長の夢のために、会社、食い物にされちゃかなわない」

夢よりも現実的な利益を追求し、社員に還元して欲しいと。と、まぁそんなとこです。でもいつか社員は気がつきます。自ら気がつきます。

『佃品質。佃プライド。』 社員が自らポスターを貼ります。中小企業の我が社で、キラリと光るものは何なのか?それが分かっていきます。

最後まで抵抗していた社員に佃が言います。これがカッコいい!

「俺はな、仕事って言うのは、二階建ての家みたいなもんだと思う。一階部分は、飯を食うためだ。必要な金を稼ぎ、生活をしていくために働く。だけど、それだけじゃあ窮屈だ。だから、仕事には夢がなきゃならないと思う。

それが二階部分だ。夢だけ追っかけても飯は食っていけないし、飯だけ食えても夢がなけりゃつまらない。お前だって、ウチの会社でこうしてやろうとか、そんな夢、あったはずだ。それはどこ行っちまったんだ」

松下だってホンダだってソニーだって京セラだって元々は中小零細企業。私的には当社をそんな企業にするのは絶対無理。別に小さくたっていいです。

でもここが外れるとダメだよな、ってとこがあります。小さくても技術は№1とか、社風が活き活きしていて、人の温か味がある会社だったり、微力だけど地球の環境に皆で貢献しているだとか… いろいろ

最後にはロケットが飛びます。ハッピーエンド。気持ちがいい

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