1月4日仕事始めをしました。いつもの通りです。今年も鵠沼伏見稲荷から
ブログなんで、間違っていることを思った通りに、適当なことを書きます。お許し下さい。これは持論でもあります。
元旦の「みやざき中央新聞」の一面は藤原正彦さんでした。こんな事が書いてありました。
かつての日本には素晴らしいものがいっぱいあった。それが改革によって壊されただけでなく、人の心までも壊されてしまった。
日本人は金銭崇拝から程遠い国民で、金持ちが威張っていない、貧乏人が自分を卑下しない、まして一番貧乏な武士が一番尊敬されていた。そしてみんな穏やかに目が澄んでいた。
昔の日本は法律で規制するのではなく、道徳や倫理での自己規制があった。「お天道様が見ている」、と。綺麗な国。国全体が国立公園。
ボロは着てても、みんなニコニコして笑って、礼節をわきまえ、きちんと挨拶を交わす。幸せにしか見えない。みんな貧しい、しかし幸せそうだ。こんな国は世界に類を見ない。
ここからが私の間違った持論です。きっと世の中は進化しているのだと思います。なぜならば、そんな良かった時代でも戦争は起きた。
でも今は平和です。今は文化も進み、今世に生かされていることは、最高に幸せだと思います。これからも魂はますます進化すると思います。
だから今の若者達は、私達の世代より間違いなく進化している。但しですよ、この国に生まれた以上置き去りにしてはいけないことがある。
それは踏襲させる必要がある。改革もそうですが、全てが欧米ナイズされた結果だと思います。日本の独自のスタンダードで良いと思う。
素晴らしいと言われている会社があります。本にもメディアにも何回も登場します。大切にしたい会社にも選ばれます。社員が個性を最大限に発揮している。でも今の私的には全く素晴らしいとは思えないのです。
勿論私よりは1000倍素晴らしい経営者だし、真似なんてできない。でも私は違うと思う。社員が挨拶一つできない。礼儀もない。
それだったら仕事なんて出来なくてもいいなぁ~、とか思う。私も社員には個性を生かして楽しく働いて欲しい。でも忘れてはいけないことがある。
若い奴(だけではないけど)は、教えてもらってないし、個人主義だから色々あります。腹癒せはするし、人間なんてみんな劣等感の塊なんで、そいつを平気でぶつける。ぶつけていい訳ないよね。
やってはいけないことを私なりに教えます。道徳を私なりに教えます。法に触れなくてもやってはいけないことがあることを伝えます。挨拶を励行させます。意味があって近隣清掃もします。人に親切にする。
残ってくれている社員達は、徐々に目が変わってきます。綺麗になってくる。人相も変わってくる。変わるのは、変えるのは社員自身。でも私はこの方針を貫こうと思います。
きっといつか、先に述べた素晴らしい会社のことが分かる日が来るかもしれません。でも私は未熟なんで、今は分かりません。
こんな事を考えた仕事始めでした。。
仕事始めの日に伊豆半島に沈む夕日。とても綺麗でした。感謝を述べました。