弊社ではクレーム対応を最優先に考えております。勿論お客様に関しての最終的責任は私です。色々なお客様からクレームを頂戴します。
今までは、社員がお客様とトラブルがあると、小さなことまで全て私に依頼があり、謝罪して対応に行ってました。
時に頭を深く下げ、時に説明し、殆んどがお許しを得て来ました。極稀ですが、理不尽に喧嘩になることもありました。
今年に入ってもクレームはあります。クレーム処理で会社は決まります。クレームの対応でその会社の評価が決まると言っても過言ではありません。
でも、これからは私は私の役目を全うし、組織を作らなければ、私だけを頂点としたピラミッド会社のままです。クレーム処理には社長が出ないで、社員に解決させる方針を出しています。
この会社は私の私物ではないです。持場持場の責任は社員自らが取る様に、責任感を持ってもらいます。お客様から叱られ怒られ、それに誠実に対応し対処することで、社員は成長するとの考えです。
私も営業の出です。営業は会社の顔です。施工だって現場の顔です。問題が起こる。社員は社長お願いします、と言って小さな会社の社長はすぐ出て解決する。
これでは彼らは反省も何もしないで、また同じ問題を必ず起します。事の重大性にも気がつきません。でも最終的には私が責任を取ります。
今回も当社にとって大きな金額を失いました。先方は会社の対応が悪いとおっしゃる。それはその通りです。社長がすぐに謝罪に出てこない傲慢な会社とのコメントも頂戴しました。
発端は営業社員が約束を反故したことです。取引中止を言われました。会社の顔である営業がキッチリ謝罪し、誠意を見せる。そしてお許しを頂くまで、会社の姿勢をお伝えする。
子供の使いではないです。それでもお許し頂けなければ、私が行きます。今回の様な大企業でも小さな個人店でも一緒です。今後もクレームには会社として誠意をもって対応します。
但し、このスタンスは変えません。その手紙には御社の将来はない、と書いてありました。さぁ~どっちでしょうかね?社員に責任感を持ってもらい自主性を発揮させる会社にします。