筋肉と体力の不思議
専門家に読まれたら違うと言われるかも知れませんが、一応私の体験からの話し。あれ?でも以前書いたかも… 、まぁいいや
若い時から私はサーフィンをやってます。腕前は置いといて、パドルは結構早かったしスタミナもありました。
昔、台風の部原で、丸井の世界大会が開催された時の早朝に海に入ってて、出場のトッププロより先にゲッティング出来たのが自慢です。
それが今では… 情けない限りです。6~7年前に辻堂のパドルレースで子供に抜かされました。まぁ上手い子ですが。
私の若い時の体重は60キロです。今は70キロ後半ですから、どれだけ細かったかご想像下さい。腕も今の3分の2くらいの細さです。
30歳を過ぎて格闘技に嵌りました。遅いデビューです。若い時分は興味ありませんでした。立ち技系を中心に習ってました。
もう本当にスタミナがなくて、苦しくて苦しくて何度も挫折しかけました。体を大きくしなけりゃいけないんだ、とか思ってマシントレーニングもやりました。
10年以上経って、立ちのスタミナは自然と付きました。で、大道塾は総合系の団体ですから、寝技も投げも稽古します。
結構巨漢達が多いです。だから寝技もアウターマッスルが必要なのか、と錯覚しました。ところが、柔術の道場にお邪魔すると細い方が多いです。
ポンポン取られるし、みんな平気で5分間のスパーリングを何ラウンドも繰り返します。私はと言うと、頑張って5分2ラウンド続けるのがイッパイイッパイです。
腕の筋肉は大きいものの、パドルには関係ないし、体を大きくしても寝技では勝てません。それぞれみんな使う筋肉が違うことを体験で学びました。
必要なのは、一般的なアウターマッスルよりも、そのスポーツや武道や格闘技で使うインナーマッスルなんだ、と。
それを気が付いてから、ウエイト系やマシン系は一切止めました。体幹トレーニングや鉄棒や極一般的な腕立て、腹筋、スクワットだけに切り替えました。
それと全てに共通するのが足・腰なので、走ったり、長距離を歩いたりしています。もうすぐ50です。すべて昔のように体力任せはできません。
でも多趣味な私は、全てにおいて年だから衰えたとは言いたくないのです。出来れば進化させたいと願って努力しています。
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