るる湘南
障がい者就労継続支援A型事業所「るる湘南」(株式会社るるカンパニー)を開所して3ヶ月が経とうとしています。比較的順調ですが、それでも色々あります。楽しいです
スタッフは現在16名です。その内6名は、適性を判断し本業の害虫防除の施工をしてもらっています。一般雇用のT君と共に立派に戦力に育っています。バッチリはまりました
残りの10人には、メール便や清掃や組立やシール剥がしなどの内職をやってもらっています。メール便はO君が向いています。
当初はぶっきら棒だし、いつも機嫌が悪そうだし、眠そうだし、大丈夫かな?と思っていましたが、彼はそう言うタイプの個性的な障がいでした。私達が学んでいます。
彼は1人で生き生き回っています。当初は4時間業務に変更したのですが、そろそろ6時間に戻します。
もう一人のO君は安心感抜群です。淡々と仕事をこなしてくれます。彼の個性的な雰囲気にはみんな癒されています。
彼らスタッフには遊ばせないだけの仕事は一応確保しています。しかし、きっとひ孫請け位でしょうか?福祉施設での仕事をA型がやっている空気があります。
でもまだ3ヶ月、これから単価の高い仕事をキープ゚していきます。と、がんばって折角取った最賃を支払って頂ける定期清掃業務もあるのですが、マッチングせずに昨日頓挫
まだまだこれからですよ。業務能力は一番あるのに、なかなか来てくれないK君もいます。毎日サビ管や生活指導員が説得していますが…
今日は私が話しをしました。このままでいいの?、と。いつまでそれやるの?、と。自立できる力があるので、なんとか気が付いてもらいたい。このままだと他のスタッフにも影響がでそうです。
スタッフには今の現状は違うんだ、と言うことを根気強く説明する必要があります。今の仕事は、みなさんを遊ばせない為の繋ぎのお仕事で、これでは食べていけないので、これからは仕事が変革していきますよ、と。
A型なので、孫請けひ孫請けの内職辺りではとても運営できません。常にスタッフが3か月前当初のなんでもお仕事やりますよ、と言う意識の維持が必要です。良い仕事が入った時に、やっぱり内職がいいと言われても無理なので。
あと、A型なので全員最賃で雇っています。それに拘る必要は当然あります。但し、どうしても作業能力が最賃まで満たないスタッフがいます。3名程。彼らを相談の上最賃除外申請しようかと考えています。
理由は、本来ならB型のスタッフだと思います。でも最賃除外しても私共のA型にいる方が自立に向かえる、と考えました。何年かして、しっかり育てて時給をあげていけばいいことだし。
外野は色々言う人がいると思いますが、「人にしあわせ」の経営理念に忠実に、自分に嘘つくことなくやって行きます。まだまだまだまだこれからです