真面目な話し2
(るる湘南―障がい者就労継続支援A型事業所の話し)
弊社の仕事内容は、多岐に亘ります。害虫防除、ハウスクリーニング、除草、オリジナルコーキング材製造、ヤマトメール便、サンケイリビング配布、パソコン入力、メールマガジン記事作成、内職(組立、DVDクリーニング)等です。
利用者(るるスタッフ)の障がい特性は、知的、精神(3種類)、発達障がい(2種類)、身体(2種類)、要はすべての障がい特性の方が元気に働いています。
障がい特性は個性なんで、その個性がマッチする仕事を提供できれば、と考えます。働く時間は4時間⇒6時間⇒8時間とステップアップを図ります。
でも最賃除外が3名います。その内一人のF君は働ける方で、入社当時より着実に成長して意欲もあるので、時給も少しずつステップアップしてもらいます。
B型事業所は、就労支援としては同じでも、労働契約を交わさないので、障がい者自立支援法施行前の社会福祉法に基づく授産施設に代わるものとしての認識です。それはそれでとても意味があると思います。
雇用保険に加入することは、サポートをしてでも、様々な適性をチャレンジしてでも、最低賃金が払える仕事をして自立をして頂くことだと思います。
でも一般就労に居ては幸せになれない方が居るように、A型に居ては幸せになれない方もいる様な気がします。働くことの喜びは一緒でも、収益性を求める以前の方達です。
自主・民主・連帯の自主のみを果たせるけれども、民主・連帯は今は考えられない方です。その方達は、より福祉の力が必要だと思います。
その意味では、明らかにB型とA型の役割は違うのではないでしょうか?A型事業所(るる湘南)で、今は大幅に最賃除外してやってもらっている2人ですが、本来は間違っている気がします。
だから制度上もこれで良く、AとB一緒くたにする動き(憶測?)もあるみたいですが、私は反対です。
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