バイブル
もう年末ですねぇ~!弊社も今週で仕事納めです。
少し長く文章を書きますネ。
こちらの本、実は何回も読みました。
「人を動かす」 で、こちらも…
同じようで違います(笑) CDなんです。車の中でも何回も聞いていました。で、今年はこんな本が出ました。
社会人になった世代を対象に書いた本ですが、これ本当は組織のリーダーが読んだ方がいいです。カーネギーは事象が昔の事柄なので、読んでも聞いても頭に入りづらい時があります。
しかし、齋藤先生は現代に置き換えてやさしく解説してくれています。特に意識しなければいけないのが、“自己重要感”。相手のです。
話しは変わり先日、事業承継をした若手経営者と会合でご一緒しました。彼曰く「経営者になって幹部社員時代とは見る景色が180℃変わりますね」と。
また別の事業承継予定経営者とも別の会合でご一緒しました。彼曰く「現社長はリーマンで相当経営が苦しい時にも社員の賞与を下げることもなく普通に支給しました。そのお陰で累積赤字が大変になって、社員だってそんな時は話せば理解してくれただろうに、そんな時にまで何やってんだろう!」と。
承継する側からすれば大変です。それもとても理解できました。
でも、経営者から見える景色は社員だけでなくて、その家族まで見えます。路頭に迷わせたらどうしよう?営業不振になったら?倒産したら?不安な気持ちに苛まれた時もありました。
そうすると必要以上に真剣になります。そして今では悪循環と理解できますが、些細なことで叱ったり、怒ったりします。そして経営者としてはこんなに真剣にがんばってるのに社員の気持ちが離れたりします。
私はこれらの本に出会ってから少しですが成長出来ました。でもまだまだ年に2~3回くらいは短気を起こしてしまうことがあります。でも今は社員を感情で叱ったり怒ったりした時は、自分自身が嫌~な気持ちになります。
昔はまったくでした。「当たり前だろ!なんでこっちの真剣な気持ちが分かんね~んだ!」って。これは相手(社員)の自己重要感を奪う行為だったんですね。
人はみんな役に立ちたいと思ってるんですね。相手に認められたいとも思ってます。当時の私は自分しか見えていませんでした。
今では社員に「不安な気持ちは持っちゃダメだよ。不安は不安を呼ぶからね~」とか偉そうなことを言ってますが、私にだって不安と恐れと重圧に押しつぶされそうになった時が沢山あります。
そんな時は「恐れない怒らないツイてるツイてる」と何回もつぶやきます。これは齋藤一人さんの本から学んだ言葉です。
恐れない、不安な気持ちも持たない。前だけを向いて楽しくやるだけです。しかも一歩一歩。いつからかそんな自分になってました。
素晴らしい書籍に沢山出会ってからすっかり克服できました。感謝しかありません。
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