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2022年3月24日 (木曜日)

本音中の本音

9年前に障害福祉の仕事を始めました。中小企業家同友会で社会性や人のお役に立つことを学び事業を立ち上げました。

A型事業の場合は雇用契約を交わし障害者が社会の立派な一員として貢献するので、株式会社での運営は間違っていません。しかし、世間では株式会社での福祉事業所の運営をこれまで疑心の目で見られることが多かったです。

それでも我が道を走りました。グループホームは自社のA型の利用者さん(弊社ではスタッフと呼びます)の為に当初は作りました。しかし需要の高さと、女性専門のホームの必要性を感じて今では公募を中心に運営しています。

しかし志だけでは何でもそうですが運営は出来ません。細部に至るまでの仕組みを築かなければなりません。社会的弱者の擁護をしている重たい任務です。

今、運営の壁に当たっています。多大なご迷惑もお掛けしました。運営が上手くいかない時は改善の時です。全力で改善に当たっています。

正直に言うとグループホーム事業は事業ではなく、本当の意味で福祉になります。なので一般社団法人への切り替えも考えました。但しその場合、利益がないので多額の融資を受けることが出来ません。

当社の自立型グループホームの場合、法人の限界利益は支援員と世話人さんに支払ったら残りません。だから今は止むを得ずA型と同じ株式会社での運営になります。

株式会社での運営の場合当然ですが、物件をお借りするにも多額の敷金、礼金と前家賃が発生します。経営者ならば当然のことです。しかし社会福祉法人の理事長だとこの辺りは分からないかも知れません。

利用者さんの募集ができない中、多額の費用が飛んでいく事態を打開するしかない状況にいるのも現状です。利用者さんファーストの運営を細部まで実施します。

しかし箱がなくなれば社会貢献もできない訳です。両輪を実行するのが今の私の使命になります。不安や雑念と戦い全うする覚悟です。

 

 

 

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