アメーバー
弊社では経営指針書の中で単年度計画をしっかり策定して、売上計画や目標の進捗に対して4か月に1度の割合いでコンサルタントの方々を交えてPDCA会議を実行しています。
でも何かが足りませんでした。キャンペーン委員会があり、月度目標に対する意識はそれぞれの部署で持っています。
月次決算もやっています。毎月7日を目途に会計士さんから頂いています。これを私が確認して各部門に問題点を私から卸していました。
ここが間違っていました!
部門長が追いかけていたのは売上数値とアクションプランだけでした。月次決算の利益に一喜一憂しているのは経営者である私だけでした(-_-;)
部門毎の月次決算をして、部門のリーダーを中心に部門毎に経費の使い方までを含めた“利益”に着目しなければいけなかったのです。ここに気が付きました。
部門のリーダーはその部門を自主運営するには、そこのミニ経営者にならなければいけません。利益に着目しなければ何も始まりませんでした。
そこに気づい後は稲盛さんの「アメーバー経営」を読み直し、会計事務所と部門間取引の仕組みを作りました。間接部門にも同じように収支が出せる仕組みを作りました。コピー機等も部門コードを入力して経費を明確に分けています。
各部門のリーダーに部門の経営をお任せして、私は少しずつ存在を薄くしていきます。これから変わっていくと思います。
| 固定リンク