終止符
今月ブラジリアン柔術の道場を退会しました。この競技に終止符を打つことにしました。とても寂しい気持ちもあります。15年以上続けていました。
初めは大道塾の仲間と鎌倉の道場に行き、そこでかなりの衝撃を受けました。大道塾では黒帯を取ったばかりで、多少のプライドも芽生えていたのかも知れません。
でも柔術家には、グラウンドでは全く歯が立ちません。もう心がボロボロでした。これはもう嫌いな寝技の練習をするしかない、と決心しました。
鎌倉の道場があやふやだったので、知り合いの紹介で辻堂の道場で練習を開始しました。1年間通ったのですが、鼻の手術に加えて、愛犬の闘病に入り、その後死亡して、気持ちが追い付かなくて退会しました。
暫く経ってやはり総合格闘技・武道(大道塾)には、寝技の技術は不可欠と思い、再び再開することにしました。でも辻堂の道場で一緒に始めた連中にやられるのは御免(笑)なので、通いやすい道場に再入門しました。
結局、一度も試合には出ませんでした。細く長く続けました。最後は万年紫帯でしたが、充実した稽古が継続出来ました。お陰で大道塾のグラウンドでの自信にはなりました。
今年還暦を迎えて、今世でのやり残しはしない決意をしました。まだまだやりたいこと、やらなければならないことを考えました。その結果、時間的にここで終止符を打つことを決意した所存です。
奥の深い素晴らしい競技でした。帯の頂点には到達しませんでしたが、学んだことは沢山あります。
指導下さった先生並びにこれまで関わって下さった皆様に感謝申し上げます。
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